介護老人保健施設での音楽療法活動 

実施日:2014.3.21
春分の日となる3月21日(金)に介護老人保健施設にて音楽療法活動を行いました。
時間は14:00から14:45の45分間。
対象者は男女約30名程度で、比は約1:9でした。
曲目プログラムは以下の通り。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。
主セラピスト、Gt伴奏:近藤(久)
コセラピスト、P伴奏:前川 帆崇
【挨拶、導入】
前回10月に実施。2回目となりますが、初めての方もみえたため、簡単な挨拶をしました。
【準備体操、発声練習】
軽い準備体操、発声練習を省き、早速プログラムを開始しました。
【曲目プログラム】
@花
A鯉のぼり
B背くらべ
C星影のワルツ
D高校三年生
E憧れのハワイ航路
F旅の夜風
Gふじの山
H365歩のマーチ
I人生劇場
【総評】
以上10曲を実施しました。
今回も新曲「背くらべ」を取り入れ、プログラム選曲頻度が少ない「人生劇場」。
体操曲の「ふじの山」を入れた構成となりました。
全体的な流れは前回の流れをくんだ形を取りましたが、参加者が前回と違ったためか予想外の展開でした。
予想外の展開というのは、前回では導入部から参加者の皆様から積極的にきてくださいましたが、今回は身体的動作に制限があり、楽器活動や体操の実施が困難な方、またレクリエーションが苦手な方が数名いたように見受けられました。
そのためか、導入部に上手くアイスブレイクができず、活動に「参加する方」と「しない方(できない)」の二分化してしまい、さらにびっくりしたのは、その中間(歌だけ歌う、楽器だけ鳴らすなど)がいなかったことでした。
この反省を活かし、やはり定期的な活動ができるように調整していくこと。
また今回は10月に実施してから半年近く期間があいているため、その音楽療法を実施できない期間、音楽を身近に感じる環境作り(童謡のCDを貸し出す等)をしていくことも、大切と感じました。
そうなれば、期間があいていても日頃、曲を聴いていて自然に歌えるのではないか。
いろいろとメンバーと検討しながら、今後もすすめて参りますので、よろしくお願い致します。
参加者の皆さま、ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。