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准教授の音楽療法に参加してみて                    文責:宮島活動報告写真

                          2012.05.23

 先日2012.5.12に恩師である準教授の音楽療法へ参加してきましたので、そこで私が学んだことや気づいた点を書き記していきたいと思います。

 まず開始前、すべての対象者(以下クライエントの「C」という。)にあいさつ、また名前等を聞く、軽い自己紹介(先生の)。
体操前のかるいあいさつ。
このときすべてのCの目を見て話している。あせってない、やさしくはっきり語りかけるように。

【体操編】
 体全体を使いCの端から端まで見落とさない目線また近づき促す。
先生は身長が低いので立ってやってましたが、我々の場合はCの目線の高さに合わせて椅子に座りやってもいいかと思いました。

【歌活動編 】
 曲説明はちゃんとCの目を見ている。
ホワイトボードに向かって話していない。
曲の出だしの「いち、に、さん、ハイ。」の出だしが初心者にとてもわかりやすく、出やすい。
例えば、※アーフタクトで始まる曲でもうまく声をかけて出ている。

※アウフタクト[auftakt(独)]−弱起。小節の1拍目以外の拍から始まるフレーズ(リズムやメロディー)のこと。このフレーズで始まる曲をアウフタクトの曲と呼ぶ。
   yamaha music media corporationから一部抜粋ーhttp://www.ymm.co.jp/
→弱起(じゃっき)とは、西洋音楽用語のひとつで、楽曲が第1拍以外から開始すること。また、楽曲の途中にあっても、あるフレーズが、小節の最初からではなく、その前の小節の途中から開始すること。また、その部分。
   ウィキペディアから一部抜粋ーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/

【曲間編】
 曲説明はもちろんのこと、一曲終わったら各Cに語り掛け、褒めることなどをしている。
(だいたいCは曲間とかで集中力が切れて落ちることがある)
しかし先生はそこを落とさず、Cの集中力を維持している。
もちろん、セラピストと伴奏者のアイコンタクトも忘れておらず、さらに声もかけている。
(先生は曲を始める前に伴奏者を必ず見る)
ここはすぐにできるところでもあるので、「伴奏前に伴奏者同士、アイコンタクトを取り、タイミングを合わす。」ことをメンバーに周知して、実践する。

 曲中は先生がホワイトボードの左右に動き、セラピストを行っていました。
これは均等にCを援助するためにやっていることだと思います。
もちろん主導はセラピストですが、伴奏者やコセラとの連携があってこその音楽療法だと思うので、ここをきちんとしないと音楽療法は成立しないかとと思いました。
以上です。

名古屋音楽療法工房での音楽療法活動でも、はっきりとゆっくり、そしてわかりやすく話かけること。
また目線をCに当てて、曲間では参加者の集中力を維持することを意識し、曲の出だしを入念に合わせて笑顔で行っていこうと考えています。


名古屋音楽療法工房

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